テレビモニター(TeleVisionMonitor)


果たす役割

テレビモニター映像信号を内部のブラウン管や液晶画面に表示、さらに内蔵のスピーカーから音を鳴らす機材の一つ。テレビの方が一般的(以下、テレビと記述)。入力方法はピンプラグを3つ(音声信号がモノラルの場合は2本)使って入力するのが一般的。他にもアンテナからのテレビ信号はVHF/UHF入力へ入力する事もある。最近のテレビはD端子の他にもHDMI端子などの新たな入力端子を搭載したものもお目見えするようになった。標準でリモコンが付いてくるものが大半で、光信号によって遠くから操作する事も出来る。

テレビの種類

テレビには液晶テレビ、プラズマテレビといった種類があるがこれはブラウン管テレビよりも電力消費が低く節電できたり高画質で映像を楽しむ事が出来るように工夫されたテレビである。詳しい説明はここでは割愛させていただく。

[参考]映像信号形式の種類

映像信号形式には大きく分けて3つの種類がある。アメリカが開発したNTSC形式とドイツが開発したPAL形式、フランスが開発したSECAMがある。日本の映像信号形式はアメリカのNTSC形式である。NTSC形式は電波に乗せた際に電波障害が発生しやすい構造。実際問題PALのみという国は少なく、PALとSECAMどちらかという国もある。

種類 採用している国例
NTSC 米国、カナダ、韓国、日本、フィリピン、ミャンマー、南米の北部の国々
PALまたはSECAM フランスと東欧を除くヨーロッパ、中国、オーストラリア、エジプト、リビア
SECAMのみ フランス、東欧諸国、中央アフリカ


冷戦下では、鉄のカーテンの向こう側(西ヨーロッパ)で主に放送されているPAL方式のテレビ放送を、多くの東欧在住者はカラーでは見ることができなかった。

裏モニター

舞台袖で現在のステージ状況を見るテレビモニター。舞台袖で現在オンエアーされている映像を見るテレビモニターの通称。舞台に出るタイミングを見たり様子を見るのに使われる。